私にとっての midi とは
  
  端的に言うと、「個人演奏会」であります(恥ずかしげもなくいえば、「リサイタル」(笑))。
  練習をさぼっている身としては、もう難しい曲は初見では全く弾けず
  練習を始めるには根性が足りず(学生時代より身体的にも衰えている現在、練習したからと言って
  当時と同じように弾けるようになるとは到底思えないし、時間もない。
  1年さぼると取り戻すのに10年かかる、と言う世界です。…何年さぼってるやら…)

  そんな私にとって、midiというのは、「自分の代わりに、思うように演奏してくれる」機械なのです。
  自分がピアノで演奏するならば、このように演奏するであろう、そういう風にファイルを作っています。
  したがって、私の作ったmidiにはお手本になった音源(演奏)はありません。
  誰かの演奏をお手本にして制作するのなら、できあがったmidiファイルよりもそのお手本になった演奏を
  聴く方がずっとクオリティが高いに決まっているから。
  (既存の演奏をお手本にしたmidiファイルを否定しているわけではありません。
  これは、midiファイル制作に対する私の個人的スタンスです。
   スタンスの種類は人の数だけあって良い、と思います)

  
  音楽というものは一瞬の芸術で、楽譜はあってもそこから紡ぎ出される「音楽」は、
  紡ぎ出されるたびに「違うもの」となります。「同一人物」の演奏であってもね。
  いわんや、演奏する「人」が変われば、生まれ出る「音楽」も変わります。
  楽譜、というのは単なる道標にしか過ぎません。そこからどういう「音楽」を紡ぎ出すか、は、
  「演奏する人」の解釈にかかってくると思うのです。

  その人が、その楽譜に書かれたデータをどのように読みとったか、
  どのような「音楽」をそこに見いだしたのか。

  だから、このサイトにあるmidiファイルは「私の音楽」です。
  難しいことは分からないので、いろいろおかしな解釈をしている部分や
  気がつかずに見過ごしている部分なども多いかもしれません。
  (大学の先生に聞いて貰ったらぼろかすに言われるかもね(^^;))
  でも、「今現在の」「私の音楽」です。「私の感覚(感性)」とも言い換えられます。

  独りよがりで自己満足なものに過ぎませんが
  でも、「私の音楽」に共感して下さる方が少しでもいれば、とても嬉しいです。
 
  (08/31/2002 saya)

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